公益社団法人東近江青年会議所 New Vision 2015
道を切り拓き、まちづくりを先導する
はじめに
当青年会議所は、2011年に中期ビジョン「夢を語るまち」を発表してから、ビジョンの実現に向けて今日まで、「ひとづくり」、「まちづくり」、「夢づくり」を3本の柱とし、東近江地域の発展のために運動してまいりました。社団法人能登川青年会議所と社団法人八日市青年会議所のあらたなJC運動の展開として創設された社団法人東近江青年会議所は、2012年に公益社団法人の認可を受けました。公益社団法人東近江青年会議所は、まさに名実ともに利他の精神を持ち、東近江地域を中心とした公の利益の増進に寄与する団体となっています。中期ビジョン「夢を語るまち」が提唱されてから、私たちは互いに夢を語り合いました。そして、目指すまちの姿を共有してきました。私たちが想い描くよりよいまちとは、豊かな自然があり、安心して暮らせて、笑顔が溢れる、にぎわいのあるまちです。よりよいまちづくりをしていくためには、私たちがJAYCEEとしての魅力を育て、このまちの持つ素晴らしい財産をしっかりと活かしていくことが大切です。
私たちのまちの財産
私たちの持つ財産とは、鈴鹿山系から愛知川を介し琵琶湖へと繋がる広大な自然、豊かな歴史文化、そして、自己の利益だけでなく他者を思いやり、公に奉仕する精神を受け継ぎながら育まれた人々の絆です。このまちに住む人々は、日常生活や経済活動、また祭などの様々なイベントを通じて行政、各種団体と互いに協力し合いながら絆を育くんできました。地域に根付いたメディアによる情報の発信に加え、IT技術の発展は情報の発信やコミュニケーションの仕方を多様化させ、人々の絆をより強固なものにしてきました。まちについて知識を深め、まちを愛し、まちを誇りに思う人々の絆はかけがえのない財産です。
魅力を育てるために
私たちの魅力を育てるためには、青年会議所を取り巻く社会環境が劇的に変化する中でも現状をしっかりと分析し、問題点を的確にとらえ、積極的な運動展開を続けていかなければなりません。青年会議所にはたくさんの出会いがあります。そして、多様な価値観に触れられます。出来る範囲のことを上手にするだけではJAYCEEの魅力は育ちません。青年会議所には本気の想いに本気で応えてくれるが仲間がいます。メンバー間の妥協のない議論を経ることで、一人ではできない事業でも大成功させることができます。安易な道を選ばずに勇気を持って挑戦することが大切です。
2021年までの運動展開について
よりよいまちとは誰かが創ってくれるものではありません。私たちのまちづくりは、誰かが計画し、案内看板の付けられた整備された道を進むようなものではありません。若者らしく失敗を恐れず、信頼できる仲間とともに、果て無き夢に向かって力強く歩みを進める。未来への道を切り拓き、まちづくりを先導していくことが重要だと考えます。私たちはこれからも、「ひとづくり」、「まちづくり」、「夢づくり」の3本の柱として、ひとを育て、夢を育みながら、まちづくり運動を展開していきます。挑戦する勇気を持って一歩を踏み出し、信頼できる仲間とともにたゆまず歩いて行く。私たちが積み重ねていく足跡がこのまちで語り合った夢へと続く道となります。
~私たちの歩みがまちづくりの道となる~
10周年 10年目(2016年) 新ビジョン発表と同時に1年目の取組み開始
11年目(2017年)
12年目(2018年) 中間検証(2年間)
13年目(2019年)
14年目(2020年) 検証と新ビジョンの策定
15周年 15年目(2021年) 新ビジョン発表と同時に1年目の取組み開始